お気に入りの数学の本 その1
皆さんは数学に関する本(小説や漫画も可)を読んでいますか?
私は数こそ少ないですが、読んでいます!
面白い本は
「はたらく数学」「数学の言葉で世界を見たら」などなど…
ここには挙げきれないほど多数あるのですが、
私のお気に入りを3つ挙げるとすれば、
「数学ガールシリーズ」「浜村渚の計算ノート」「お任せ! 数学屋さん」
です。
はい、どれも小説ですね^^;
とりあえず、今回は「お任せ! 数学屋さん」についてほんの少しだけ語らせてください!
「お任せ! 数学屋さん」とは、「向井湘吾」さんの書く数学の物語です。
物語(1巻)の大雑把な流れは、
数学が苦手なヒロインの「遥」の元に、「宙(そら)」という転校生が現れる。
宙は、どんな悩みも数学で解決する「数学屋」という謎の店を教室で開店。
学校で発生した問題や、実際に寄せられる悩みを次々と数学で解決していく。
です。個人的には「問4(4話)」がお気に入りですね!
この物語の凄いところは、「何これ意味わかんない…」という数学がほとんど登場しないことです。
ですので、「数学の知識がないから…」と、読む前から諦めるのは勿体ないです!
さらに、図を使った分かりやすい説明や、「囚人のジレンマ」等のネタも盛り込んでおり、全く退屈しません。
そのため、数学が得意な方はもちろん、数学が得意でない方もすごく読みやすい1冊だと思います。
残念ですが、あまり書くとネタバレしてしまいそうなので、もう止めておきます…。
2巻以降にも触れないでおこうと思います。
この物語は3巻完結です。長編でないため、より手を出しやすいかもしれません。
そして、「数学なんて生活の役に立たない」なんて思っている人にこそ読んでほしい本です。
数学が日常生活で生かされているところをぜひ見てください!
皆さんの中で新たな発見があるかもしれませんよ!
因みに、私は1巻を読んだ後、話が続いていると思わず、2巻を買ったのはずっと後の事でした。
だって………、ねぇ…。
そう思った人、私以外にいませんか? いますよね?