算数から数学まで

気が向いたときに算数やら数学やらの記事を書いていきます。問題解説から呟きまで。

お気に入りの数学の本 その1

皆さんは数学に関する本(小説や漫画も可)を読んでいますか?

私は数こそ少ないですが、読んでいます!

 

面白い本は

 「はたらく数学」「数学の言葉で世界を見たらなどなど…

ここには挙げきれないほど多数あるのですが、

私のお気に入りを3つ挙げるとすれば、

 「数学ガールシリーズ」「浜村渚の計算ノー」「お任せ! 数学屋さん

です。

はい、どれも小説ですね^^;

 

とりあえず、今回は「お任せ! 数学屋さん」についてほんの少しだけ語らせてください!

 

 

 

お任せ! 数学屋さん」とは、「向井湘吾」さんの書く数学の物語です。

f:id:mynhornym:20190916010128j:plain

物語(1巻)の大雑把な流れは、

 数学が苦手なヒロインの「遥」の元に、「宙(そら)」という転校生が現れる。

 宙は、どんな悩みも数学で解決する「数学屋」という謎の店を教室で開店。

 学校で発生した問題や、実際に寄せられる悩みを次々と数学で解決していく。

です。個人的には「問4(4話)」がお気に入りですね!

この物語の凄いところは、「何これ意味わかんない…」という数学がほとんど登場しないことです。

ですので、「数学の知識がないから…」と、読む前から諦めるのは勿体ないです!

さらに、図を使った分かりやすい説明や、「囚人のジレンマ」等のネタも盛り込んでおり、全く退屈しません

そのため、数学が得意な方はもちろん、数学が得意でない方もすごく読みやすい1冊だと思います。

 

残念ですが、あまり書くとネタバレしてしまいそうなので、もう止めておきます…。

2巻以降にも触れないでおこうと思います。

この物語は3巻完結です。長編でないため、より手を出しやすいかもしれません。

そして、「数学なんて生活の役に立たない」なんて思っている人にこそ読んでほしい本です。

数学が日常生活で生かされているところをぜひ見てください!

皆さんの中で新たな発見があるかもしれませんよ!

 

因みに、私は1巻を読んだ後、話が続いていると思わず、2巻を買ったのはずっと後の事でした。

だって………、ねぇ…。

そう思った人、私以外にいませんか? いますよね?